52.主のご復活
— modestia (@modestia_) 2020年1月6日
福音史家の誰もかいていないが、主は復活して真っ先に聖母の元に現れたのは間違いない、書かれなかったのは、復活を証明するのに母の証言では信憑性がないからではないか(要旨)
うーん、この(´・ω・`)
53.聖セクンドゥス
— modestia (@modestia_) 2020年1月6日
供物を捧げる例が出てくる。
ある街に捕らえられているキリスト者のところに"裁判官"が移動して供物を捧げさせようとしている。
帝政期の裁判例、または制度を知りたいのう。
調べてみるに読むべきはこれか?
— modestia (@modestia_) 2020年1月6日
ローマ帝政初期の ユダヤ・キリスト教迫害 https://t.co/Lguci9DySH
ローマ帝政中期の国家と教会 https://t.co/yWYBzkAYFn
ここに知りたかったことがほとんど書いてあるのを見つけた(´ω`)
— modestia (@modestia_) 2020年1月6日
Nomen ipsum / [紀要論文]
保坂,高殿 千葉大学人文研究2006,35号 167-172https://t.co/MRb2ZEbK5U
55.聖アンブロシウス
— modestia (@modestia_) 2020年1月6日
司教就任から逃げようとする努力に笑ってしまう。
それはそうとテオドシウス帝のアレもこの聖人だったんだなと。
さて、次はついに聖ゲオルギウスであるが、もう遅いので寝る。
— modestia (@modestia_) 2020年1月6日
56.聖ゲオルギウス
— modestia (@modestia_) 2020年1月7日
殉教記録が確定しないので聖書外典になったって書いてあるのだが、本当なのかね。俄かには信じられない。後で調べよう。
あとオウィディウス”変身物語”読まないとだめっぽい。
60.アンティオケイアの乙女
— modestia (@modestia_) 2020年1月7日
ダモンとピュティアス(走れメロスの元ネタ)の話が載ってる。
走れメロスのwikiでは西ヨーロッパでは14世紀以降に復活とある。
が・・・。黄金伝説は13世紀に著されており、その中で哲学者の間でピュタゴラス教徒の話として有名と書かれている
走れメロスの系譜だから、シラーの直接の元ネタであるヒュギーヌスの説話集のほうの復活のことと取るべきか?
— modestia (@modestia_) 2020年1月7日
このwiki引用元の
杉田英明「葡萄樹の見える回廊」は近所の図書館にあるようだから借りて該当部分だけでも読んでみるか
ちなみにわざわざ異教徒の話を引いてきているのは
— modestia (@modestia_) 2020年1月7日
こいつら素晴らしい友情と称揚されており、確かに美談だが、今回の聖人伝での見知らぬ二人の信心と庇い合いはそもそも友人同士でもなく、ただ神のために行われた姿で圧倒的に上だからな・・・。
ってのを言うためだけに長々と書かれていた。
という訳で早速借りて該当部分を読んでみた。
— modestia (@modestia_) 2020年1月7日
納得はしたが"復活"という言葉が悪いと思った。
一部の学者、聖職者の知識にのみ残っていたもの(2~12世紀)が知識人層に再発見され(13-15世紀)、光を当てられて諸国語に翻訳(14~15世紀)され、最終的に人口に膾炙した(18世紀)という流れのようだ。 pic.twitter.com/eUPyu6mZWe
と、いう次第がこの本の7章の半分なのだが、地中海の南と東を占めるイスラム圏での物語の受容と変化、相互の影響を読んで見比べると面白い。
— modestia (@modestia_) 2020年1月7日
61.殉教者聖ペトルス
— modestia (@modestia_) 2020年1月7日
弁説の達者な異端者の邪説の論証に反論せよと迫られて
"しばらく待ってもらいたいと猶予を乞い、近くの礼拝堂に駆けこむと涙を流しながら神に祈って"
回信させるか口をきけなくしてくださいと祈る
なんやこれ、完全に負けとるやないか・・・。
65.ラティナ門外の聖ヨハネ
— modestia (@modestia_) 2020年1月8日
"迫害を受けたのは、元老院の許可なしにキリストを神だと公言したから"とエウセビオスの「教会史」を論拠に書いてある。
そういう認識をキリスト教徒が持っていたということは覚えておこう。
66.大祈願祭と小祈願祭
— modestia (@modestia_) 2020年1月8日
くしゃみをすると魂が飛び出し、あくびをすると死ぬ事例が多発したのでくしゃみに"お大事に(bless you)"と言うようになり、あくびをしたときは十字を切るようになった、とある。
くしゃみのbless youこれ起源なのか・・・。
あと、日本でもくしゃみは早死にするという。
68.聖霊降臨
— modestia (@modestia_) 2020年1月9日
"聖霊はだれから(中略)おん父がおつかわしになり、またおん子がおつかわしになり、そして、聖霊が自分自身をつかわし、かつあたえたのだと理解する"
父(と子)より出で
父と子がつかわすって理解だったけど聖霊、聖神もだっけか?
あとで調べよう。
73.聖女ペトロネラ
— modestia (@modestia_) 2020年1月9日
さすがに扱い酷すぎでは?
事実はともかく聖ぺテロの伝承として平然と出てきてビビるわ。
聖母は非常に美しいが情欲を掻き立てないとか賛美したその脇でこれかぁ、という。 pic.twitter.com/Bk1wW0lGGA
81.洗者聖ヨハネの誕生
— modestia (@modestia_) 2020年1月10日
”竜とよばれる怪獣(中略)空を飛ぶとき、欲情をもよおして、精液を深い湖や川にもたらす。(中略)たくさんの死人が出る”
水系の伝染病、赤痢とかそこらへんが竜のせいと説明されたんかな。
大量に動物の骨を燃やして寄せ付けないようにするという対策も知恵感ある。
85.使徒聖パウロ
— modestia (@modestia_) 2020年1月11日
ヨアンネス・クリュソストモスからの引用だけで他の聖人5人分ぐらい分(・熱)量あって笑う。
流石に雄弁なのに"金"とか言われるだけあるわ。
97.眠れる七聖人
— modestia (@modestia_) 2020年1月22日
”七人が七人とも眠り込んでしまった(中略)それから三百七十二年の歳月が流れ(中略)七聖人が三百七十七年間眠っていたという点について"
これ自分の読み(理解)、原文、訳文、印刷のどれが間違いなんだ・・・?
「黄金伝説3」pp.29-37
途中で金貨に書かれた年号が377年前とか書いてあるので、そこらへんの関係な気はする・・・。
— modestia (@modestia_) 2020年1月22日
"ただし、英語版は、ほとんど役に立たなかった。"
— modestia (@modestia_) 2020年1月22日
滅茶苦茶怖い( ;´・ω・`)
どれだけ研鑽すれば、こう言えるだけの自負と確信を持てるだろうか。 pic.twitter.com/mrJv3IDleX
101聖アブドンと聖セネン
— modestia (@modestia_) 2020年1月22日
”バビロニアも(中略)キリスト教徒を見つけるとコルドゥバの町に連行し”
わざわざ罪人等を4500kmも、イラクからスペインまで移送させて殺す事例はあるんだろうか。
102司教聖ゲルマヌス
— modestia (@modestia_) 2020年1月22日
”われこそはアッティラ、神の鞭だ”
神の鞭自称説
取り急ぎ確認
— modestia (@modestia_) 2020年1月22日
神の鞭について
”本人は存命中にこの名称で呼ばれたことはなかったし、ましてやみずからが(以下略)”
カタリン・エッシェー他「アッティラ大王とフン族」講談社選書メチエ2011
ページ抜かしてた
— modestia (@modestia_) 2020年1月22日
p224
104.聖ペテロの鎖の記念
— modestia (@modestia_) 2020年1月23日
メスの司教テオドリクスとかいうゴネラー。
ちょくちょく入るこういう小話好きだわぁ。
105.教皇聖ステパヌス
— modestia (@modestia_) 2020年1月23日
裁判なしに斬首の記述は初めて出てきたように思う。
117聖バルトロマイ
— modestia (@modestia_) 2020年1月30日
異説が多いことに対する解決策が酷い。
119.洗者聖ヨハネ刎首
— modestia (@modestia_) 2020年2月3日
金を返さない相手に偽誓させて相手の魂を堕落させるよりは、(何もせず、いたずらに)金を失う方がよい
という話が特に解説無く載っているのだが、これどういう論理なんだろ。
121.聖アエギディウス
— modestia (@modestia_) 2020年2月5日
教皇からイトスギの扉を下賜されたとある。
126.聖ハドリアヌスとその仲間
— modestia (@modestia_) 2020年2月11日
個人的な目線でいうなら狂っている。これまでも何度か類した話はあったが、万一にも"転向"しないよう刑吏に繰り返し”夫”への拷問を先に行うよう催促する"妻"の姿は恐ろしい、途中で逃げ出すのは許されないのだろう。
128.聖プロトゥスとヒュアキントス
— modestia (@modestia_) 2020年2月11日
”あるとき異端者と論争をして、相手の論拠をどうしても論破できなかった”
意外と論争で勝てない、勝てなかった話が出てくるのは面白い事実だと思う。
129.聖十字架称賛
— modestia (@modestia_) 2020年2月11日
ヘラクリウス帝の伝説と、年代記の記述ではそれと異なる、と書いて引用している。
さておき、伝説のほう、ホスロー二世の息子とドナウ河畔でヘラクリウスが一騎打ちしたとあって、笑う。
136.童貞聖女ユスティナ
— modestia (@modestia_) 2020年2月11日
魔導書、魔術書界隈の超有名人キュプリアノスの話がメイン。
”童貞を守るのは生めよ、増えよとの神の教えに背くのでは?”
小並感っぽくて、口に出してなかったが、やっぱりみんなそう思ってたんだな(´・ω・`)
138.司教聖フォルセウス
— modestia (@modestia_) 2020年2月12日
悪魔と天使がフォルセウスの現世での功徳を評価する場面が描かれている。中身は悪魔が聖書にある言葉を守っていないと非難し、天使が現世に生きるうえで守れないこともあると弁護され、神に許される流れである。
原理主義と世俗主義の争いのように見える。